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2024.12.19

お知らせ

経済産業省「グローバルサウス未来志向型共創等事業」にて ベトナムにおけるソーラーシェアリング実証事業が採択されました。

株式会社アグリツリー(本社:福岡県那珂川市、代表取締役:西 光司、以下、当社)のベトナムにおける実証事業が、経済産業省の令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:二次公募)」に採択されました

→プレスリリース(PDF)
 
※本件採択に関する経済産業省の発表については以下のURLをご参照ください。
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/2024/s241212002.html


以下プレスリリースより抜粋

経済産業省が実施する「グローバルサウス未来志向型共創等事業」は、グローバルサウス諸国が抱える課題を解決することを通じて当該地域の市場の成長力を活かし、日本国内のイノベーション創出等により国内産業活性化を目指すと共に、グローバルサウス諸国との経済連携を強化するため、本邦企業が行うインフラの海外展開に向けたFS事業及び小規模実証事業の実施に必要な費用の一部補助を目的とする事業です。  

今回採択された当社の事業は「ベトナム社会主義共和国/農林水産業の気候変動適応及び農村の電力インフラ強化に資するソーラーシェアリング実証事業」です。本事業では、九州大学(福岡市)、ベトナム国家農業大学(ハノイ市)、ダラット大学(ダラット市)、カントー大学(カントー市)と連携のもと、ベトナム北部・中部・南部に計8つの実証設備を設置し、ソーラーシェアリングが農水産物生産へ及ぼす影響の学術知見を獲得し、環境と生産性評価の方法を開発します。合わせて、農水産物生産現場における新たなJCM方法論を検討すると共に、ベトナム農業農村開発省とソーラーシェアリング導入ガイドラインの共同策定にも取り組みます。  

ベトナムの農水産業では、気候変動の影響による高温障害、葉焼けや土中水分の蒸発量の増加に加え、電力料金の高騰により、生産・加工・保管コストの増大、電力不足による稼働停止リスクが課題となっています。ソーラーシェアリングの太陽光発電パネルによる部分的な遮光が高温や強すぎる日射から農水産物を守る効果が期待でき、農村における分散型再生可能エネルギーインフラとしても大きな可能性があります。  

当社はこれまで、環境省「脱炭素社会実現のための都市間連携事業(福岡県xハノイ市)」(2021年度~現在)をはじめ、 独立行政法人国際協力機構(JICA)「途上国ニーズと民間技術マッチングに係る情報収集・確認調査」(2021年度)及び「中小企業・SDGsビジネス支援事業~ビジネス化実証事業~」を通じて、継続的に現地での事業化可能性調査を重ね、現地機関(ベトナム中央政府、地方行政、学術機関、民間企業)とも強い関係性を構築してきました。  

2024年10月には、ベトナム農業農村開発省の国立農業計画予測研究所(ハノイ市)とソーラーシェアリングの普及にむけた協力関係の構築についての覚書(MoU)を締結し、今回採択された事業中の取組の一つであるソーラーシェアリング導入ガイドラインの共同策定を、同協力関係のもとで推進して参ります。  

今回の採択事業で「農業と両立するSS」をベトナム国へ普及させるための基盤を構築し、SSの普及を通じて、ベトナム農林水産業の気候変動適応及び農村における電力インフラ強靭化に貢献して参ります。 


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