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2025.04.25

お知らせ

豊田合成株式会社に第三者割当増資/ベトナム現地法人設立のお知らせ

株式会社アグリツリー(本社:福岡県那珂川市、代表取締役:西 光司、以下、当社)は、豊田合成株式会社(本社:愛知県清州市、取締役社長・CEO:齋藤 克巳、以下、豊田合成)に対して第三者割当増資を実施しました。ならびにベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム)において現地法人を設立いたします。
(2024年12月にはトヨタ紡織株式会社様に第三者割当増資を実施しております。https://www.agritree.jp/topics/2024-12-13/

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当社は、2018年創業以来、農業と地域社会の活性化のために「食とエネルギーがまわる未来 / Food and Energy to Every Corner of the World」をパーパスに掲げ、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の導入コンサルティング、設計・資材開発調達・施工・維持管理、農業を行ってきました。この度、東海地区を中心に農業と地域社会の活性化ならびに我が国の製造業の脱炭素化に資するソーラーシェアリングを拡大するために第三者割当増資を実施しました。電力需要家には、プロジェクトによって発電された電力や環境価値の供給だけでなく、生産された農作物の活用や農作業に参加いただくことによって、食・エネルギー・資金の地域内循環と地域への関係人口の増大を促進して参ります。

ベトナムの農水産業では、気候変動の影響による高温障害、葉焼けや土中水分の蒸発量の増加が課題となっています。ソーラーシェアリングの太陽光発電パネルによる部分的な遮光は、高温や強すぎる日射から農水産物を守る「気候変動への適用」効果が期待でき、農村における分散型再生可能エネルギーインフラとしても大きな可能性があります。当社は、2025年に九州大学(福岡市)、ベトナム国家農業大学(ハノイ市)、ダラット大学(ダラット市)、カントー大学(カントー市)と連携のもと、ベトナム北部・中部・南部に計8つの実証設備を設置し、ソーラーシェアリングが農水産物生産へ及ぼす影響の学術知見を獲得し、環境と生産性評価の方法を開発します。合わせて、農水産物生産現場における新たなJCM方法論を検討すると共に、ベトナム農業農村開発省・ベトナム農業計画予測研究所とソーラーシェアリング導入ガイドラインの共同策定にも取り組んでいます。2025年6月には現地法人を設立して、ベトナムにおけるソーラーシェアリング導入促進を行う予定です。

ソーラーシェアリングは、日本で長島彬先生により発案された技術であり、2013年に農地一時転用許可制度が導入されて以降、全国で5,000件を超える事例が生まれました。中には農業活動を十分に行わない事例も散見されていますが、農業経営や地域の脱炭素化に大きく寄与する優れたソーラーシェアリングの事例も多く見られます。当社は、今回ご出資をいただいた豊田合成様を始めとする企業のみなさまと地域をつなぐ役割として、農業を基盤とした地域に根ざした取り組みを推進して参ります。今回のプレスリリースを通じて、当社の挑戦をいつも応援してくださるみなさまに、心より深く御礼申し上げます。

■豊田合成株式会社

所在地 : 愛知県清須市春日長畑1番地
設立 : 1949年
事業内容 : プラスチック・ゴムを中心とする自動車部品などの製造・販売
website : https://www.toyoda-gosei.co.jp/

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